沖縄県中小企業家同友会観光関連部会_守礼ネット会
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首里城 王国の栄華を今に伝える琉球の歴史と文化の象徴
 
首里城は、450年間の長きにわたり琉球国王の居城として栄えました。鮮やかな朱塗りの外壁とと金色の装飾のコントラストが美しく、琉球王朝の栄華を今に伝えます。
北京の紫禁城に似た外観、各所に配置される龍の装飾など、中国文化と琉球文化の融合した建築様式で、日本の他の城と大きく異なる外観です。琉球の歴史と文化に触れるのに最適で、沖縄観光のメインスポットとなっています。
2000年には斎場御嶽(せーふぁーうたき)や今帰仁城(なきじんじょう)跡などとともに世界遺産に登録されました。
 
基本情報
所在地 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2
問い合わせ 098-886-2020
料金 大人 800円(20名様以上の団体)640円
高校生 600円(20名様以上の団体)480円
小・中学生 300円 600円(20名様以上の団体)240円
開館時間 4月~6月、10月~11月…8:30~19:00(入館締切18:30)
7月~9月…8:30~20:00(入館締切19:30)
12月~3月…8:30~18:00(入館締切17:30)
定休日 7月第1水・木曜日
主な交通アクセス 那覇空港から車(一般道)で約30分
沖縄自動車道:那覇ICから 車(一般道)で約15分
路線バス:首里城公園入口バス停から徒歩で約5分
(停車バ:1番首里識名線、8番首里城下町線、17番石嶺開南線、46番糸満西原線)
沖縄都市モノレール:首里駅又は儀保駅から徒歩で約15分
(※ゆいレール「フリー乗車券」提示で首里城入館料割引あり。)
ホームページ http://oki-park.jp/shurijo-park/

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首里城観光を始めよう
首里杜館(しゅりすいむいかん)・総合案内所
首里城公園の入り口にある総合案内所。有料駐車場・レストラン・みやげもの店も建物内にあり、首里城公園の観光はここから始まります。 1階には首里城の周辺の立体模型や骨組みの模型も展示されています。
 

 
守礼門(しゅれいもん)
首里城の入り口にある楼閣のひとつで、二千円札の図柄としても知られます。 門に掲げられた「守礼之邦」の額は、「礼節を重んずる国」という意味。琉球王朝時代、ふだんは「首里」の額を掲げていましたが、中国からの使者(冊封使)を迎えるときに「守礼之邦」の額を掲げるようになりました。その後、「守礼之邦」が常時掲げられるようになり「守礼門」の呼び名が一般化しました。 守礼門の前は、観光客が必ず記念写真を撮る撮影スポット。琉球王朝時代の衣装を貸して撮影(有料)してくれる業者の姿も名物となっています。
 

 
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
守礼門をくぐると、左手に石門が見えてきます。この石門の裏の森が、琉球王朝の御嶽(聖地)のひとつである園比屋武御嶽(そのひゃん うたき)です。
石門は聖地の礼拝所であり、国王が城外へ出るときには必ずここで礼拝行事をおこない、道中の安全を祈願しました。
沖縄戦で首里城正殿や守礼門などは原型をとどぬまでに破壊されてしまいましたが、この石門は一部破壊されたのみで復元されました。琉球王朝時代から今に残る貴重な建造物であり、世界遺産に登録されています。
 
首里城の城壁内部へ
園比屋武御嶽石門から右に行くと、大きな石垣が姿を現します。いよいよここから城壁の中へ入ります。
 
歓会門(かんかいもん)
城壁の門の上には、赤瓦の屋根がついた楼閣が設置されています。中国からの使者を歓迎する門ということで歓会門と名付けられています。
 

 
龍樋(りゅうひ)

歓会門をくぐると、急な石階段になります。首里城が高い丘の上にあることを感じます。足場が悪いので、車椅子の方や足の不自由な方は別の入口にあるスロープを利用された方がいいでしょう。

この階段の途中、右手に水くみ場があります。彫刻の龍の口から水が流れるので「龍樋(りゅうひ)」と呼ばれます。水源から長く掘られたトンネルを通って水がためられ、王城の飲料水となりました。中国の使者は、中山(琉球)でもっともおいしい優れた水として「中山第一」の文字を石碑に刻みました。

 
瑞泉門(ずいせんもん)
龍樋(りゅうひ)を過ぎて階段を登り切ると、首里城の内壁に入ります。
ここにある門が瑞泉門(ずいせんもん)。瑞泉とはめでたい水、おいしい水のこと。銘水が流れる龍樋の上にあることから瑞泉門と名付けられました。
 
 
漏刻門(ちこくもん)
瑞泉門の次にあるのが漏刻門(ちこくもん)。王朝時代は時刻を告げる場所でした。晴天時には近くにある日時計で、雨天時には門内にある水時計で時刻を測り、太鼓で時刻を知らせました。
かごに乗った高官も、この門のところでかごを降りる決まりでした。
 
広福門(こうふくもん)
漏刻門の次に現れる朱塗りの大きな建物が広福門(こうふくもん)。琉球王朝の役所として使われた建物であり、門に向かって右側は宗教施設を担当した寺社座、左側は士族の財産争いなどを調停する大与座(おおくみざ)という役所でした。
広福門の前は見晴らしのいい広場になっています。那覇港をふくめ那覇市一帯が見渡せます。
 

 

 
首里城の正殿前
広福門をくぐると、首里城正殿に入る前の広場になっています。ここは「下之御庭(しものうなー)」と呼ばれます。正殿に入る前の控えの場所でもありました。
 
 
首里森御嶽(すいむいうたき)
聖地として信仰の対象とされた御嶽(うたき)のひとつ。石門部分が礼拝施設です。神が造った聖地とされており、首里城内でもっとも格式の高い拝所です。
 
系図座・用物座(けいずざ・ようもつざ)
この建物も琉球王朝の役所でした。現在は休憩所と情報案内所となっています。 ここに設けられた舞台で、琉球舞踊「舞への誘い」が無料で披露されます(水・金・土・日の11時、14時、16時)
 
奉神門
首里城の正殿に入る巨大な木造建築の建物です。ここから先は有料エリア。門の向かって左側にある料金所でチケットを購入しましょう。
 
首里城の正殿へ
奉神門入り口をくぐると朱色の荘厳な正殿が現れます。正殿前は「御庭(うなー)」と呼ばれる広場で、琉球王国の高官たちがここに並び、国王に拝謁しました。
 
番所(ばんどころ)・南殿(なんでん)
観光ルートは、正殿に向かって右側の「番所(ばんどころ)」から始まります。番所は首里城への訪問者の取次を行った役所です。「南殿」は薩摩藩の役人の接待所としても使われた建物です。 現在は資料館として使われており、漆器・絵画・美術工芸品を中心に琉球王朝に関わる展示品を見ることができます。
 
鎖之間(さすのま)
王子などの控え場所で、役人などを招いて懇談する場だったと言われます。 現在は、王朝時代の伝統的なお菓子を楽しめる有料の休憩スペースとなっています。 ちんすこう、くんぺん、花ぼーるなど上品な味合いのお菓子に、さんぴん茶がついてわずか300円。美しい庭園をながめつつ、スタッフによる解説を聞くこともできます。
 

 
書院
国王が日常の政務を行ったり、外国の使者などを接待する場所としても使われました。静かでおちついた和風の造りです。
 

 
正殿1階「下庫理(しちゃぐい)」
南殿を出て階段を登ると、いよいよ首里城正殿に入ります。
城正殿の1階部分は、国王みずからが政治や儀式をとりおこなう場でした。
 

 
床のガラスの下は…
床の一部がガラス張りになっており、沖縄戦で破壊された正殿の遺構を見ることができます。
 
御差床(うさすか)
琉球国王が座る玉座です。下に並ぶ役人の意見を聞き、指示をくだす場でした。左右の柱には金龍と五色の雲が描かれています。
 
正殿2階「大庫理(うふぐーい)」
王妃や身分の高い女官が使う空間で、王家の儀式も行われました。
 
「おせんみこちゃ」
国王と女官が毎朝礼拝する部屋です。大切な信仰の場であり、見学不可とされています
 
「御差床(うさすか)」
2階にも国王の玉座があります。さまざまな儀礼や祝宴の際に国王が座りました。
   
「唐玻豊(からはふ)」
正殿前の広場「御庭(うなー)」に面した小部屋。「御庭」で儀式が行われるとき、国王はここの扉を開き、臣下に姿を見せました。
皮弁冠(ひべんかん)
国王の王冠。沖縄語では、玉の御冠(タマンチヤーブイ)と呼ばれます。中国皇帝から送られたもので、金・銀・水晶・サンゴなど266個の玉を金の鋲で留めてあります。場内で展示されているものはレプリカです。
 
北殿
正殿の観覧を終えると、次は北殿に移動します。北殿は、官庁施設として多くの役人が出入するにぎやかな建物でした。
外国の客を接待する迎賓館として使われることもあり、黒船来航で知られるアメリカのペリー提督も、首里城訪問の際にここで歓待を受けました。
 

 
現在、北殿は展示スペースや売店となっています。琉球王朝の役人が並ぶ正月の儀式の模型など、首里城と琉球王国について分かりやすく学べます。
 

 

 
首里城トピックス1 車椅子の方、足の不自由な方はスロープで
守礼門をくぐったあと、西側のルートから車イス用のスロープを使うことができます。階段や段差なしで首里城正殿まで行けます。 丘の上まで距離がありますので、途中で休んだり、車椅子を押す係を交代したりしながら、ゆっくり登るとよいでしょう。 正殿などの建物内部にはエレベータやリフトがありますので、利用される方は近くのスタッフに声をおかけください。
 
首里城トピックス2 安全対策して快適に観光しましょう
長い坂道や滑りやすい石階段があるので、歩きやすい服装と靴をおすすめします。
夏場は紫外線が強烈なので、日射病や日焼けへの対策が重要です。帽子をかぶったり薄手の上着を着たりして、肌の露出を避けましょう。
 
首里城トピックス3 お子様づれにはスタンプラリー
琉球の歴史なんて分からない小さな子どもたちが、途中であきて帰りたがるのはよくあること。そんなときはスタンプラリーを利用しましょう。
首里城公園入り口の首里杜館・総合案内所で、スタンプラリーの用紙が用意されています。建物・名所ごとに用意されているスタンプをゲーム感覚で集めさせれば、子どもたちの「疲れた」「帰ろう」攻撃をかなり防げますよ。決められた数のスタンプを集めた子供には記念品のシールがプレゼントされます。
 
 
首里城トピックス4 この時間帯が狙い目!
御開門(うけーじょー)
毎朝開館5分前に、琉球王朝時代の儀式が再現されます。奉神門(ほうしんもん)前にて、王朝時代の役人の衣装をきたスタッフがドラを鳴らし「御開門(うけーじょー)」と声を響かせます。
 
舞の誘い
首里城では、無料で琉球舞踊を実演しています。
【場所】系図座・用物座の建物前
【日時】毎週水・金・土・日、祝日
11時~11時45分、14時~14時45分、16時~16時45分
※休館日や他のイベント開催日には「舞の誘い」が行われない場合があります。
 
ライトアップ
日没から24時まで、城郭や外観設備がライトアップされます。
 
首里城トピックス5 このイベントが狙い目!
新春の宴
元旦の早朝に行われた「朝拝御規式」(ちょうはいおきしき)の再現や、古典芸能の実演をおこないます。
【日時】1月1日~3日(朝拝御規式は2日まで)
 
首里城花まつり
城内が美しい花々で彩られます。王朝時代を再現した花人形も展示されます。
【日時】2月ごろ
 
 
 
中秋の宴
美しい夜空のもと、中国からの使者(冊封使)をもてなした「中秋の宴」を再現します。
【日時】9月中旬
 
首里城祭
10月下旬から11月初旬にかけて、王朝時代を再現するイベントが次々と開催されます。
「冊封使行列・冊封儀式」(10月下旬)
「琉球王朝絵巻行列」(10月下旬、場所:国際通り)
「琉球王朝祭り首里 古式行列」(11月3日)
 
 
首里城トピックス6 2000年、ユネスコの世界遺産に
2000年12月に首里城跡などが『琉球王国のグスク及び関連遺産群』としてユネスコの世界遺産(文化遺産)となりました。琉球古来の複数の史跡が、ひとつの史跡群として登録されました。
首里城の場合、1947年の沖縄戦で壊滅状態となり、建物や城壁のほとんどは戦後に復元されたものです。そのため復元部分は世界遺産とはなりませんが、首里城のあった一帯が「首里城跡」として世界遺産に登録されました。
登録された史跡は以下の9カ所です。今帰仁城跡(なきじんじょうあと)、座喜味城跡(ざきみじょうあと)、勝連城跡(かつれんじょうあと)、中城城跡(なかぐすくじょうあと)、首里城跡(しゅりじょうあと)、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、玉陵(たまうどぅん)、識名園(しきなえん)、斎場御嶽(せーふぁうたき)。
 
 
首里城トピックス7 昔の守礼門は「がっかり名所」だった!?
首里城や守礼門をはじめとする沖縄の歴史的建築物は、沖縄戦で破壊しつくされ、戦後は米軍統治が続き、なかなか復元が進みませんでした。
県民の努力で、やっと1958年に守礼門が復元されましたが、まわりに何もないところで守礼門だけがポツンと立っているので、当時の観光客には物足りない印象をあたえたようです。「日本三大がっかり名所」と不名誉な呼び名がついたこともありました。
しかし1992年に首里城の復元工事が完成したあとは、正殿につながる壮麗な門として重要な位置を占め、がっかり名所といわれることはなくなりました。
 

 

 
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